蓼科高原 Life Style Magazine
─イマドキ別荘ライフ ─

Vol.3 そして、週末蓼科人。

季節の移ろいを感じる歓び

蓼科高原に別荘を持ち、初めて迎える年の瀬。一年を振り返ってみると、これまで仕事漬けだったライフスタイルがガラッと変わった。実のところ、別荘を購入してもどれだけの頻度で使うのか未知数だったのだが、夏はもちろんのこと、秋も冬も中央自動車道を行ったり来たり。蓼科へ通い続けている。なにしろ都内の自宅に戻って来ると、「次はいつ行こうか」とすぐさまスケジュールを調整。休日を、いつも心待ちにしている。

季節の移ろいを肌で感じたのは、何年ぶりだっただろう。訪れる度に紅や黄へ色づいていった森、澄み渡る空気と共に際立つ山の稜線、朝、目覚めた時に聴こえる野鳥の声、庭で見つけた天然のキノコ…。秋へ、冬へ、表情を変えていく蓼科の自然に包まれ、四季と共に生きていることを思い出した。

別荘地から足を伸ばして、絶景ドライブルートとして有名なビーナスラインを走った晩秋には、標高が上がるにつれて変わる風景を眺め、山の上から麓へと降りてくる冬の足音が聞こえたような気がした。

ビーナスライン沿いに点在している売店では旬の味覚を堪能。なかでも晩秋に『三峰茶屋』で味わった“山の天然きのこ汁”は、形も大きさも不揃いで野趣たっぷり。あみ茸、なら茸、じなめ、の3種が入り、風味が濃厚でさすが天然!と感激した。

夏に諏訪南I.C.から別荘地へ向かう道沿いの畑で白い花を咲かせていた蕎麦も、晩秋には“新蕎麦”となり、別荘地近隣の手打ち蕎麦店で味わうことができた。

白い絨毯のようだった満開のそば畑を思い出しながら、ザルに盛られた“新蕎麦”に箸を付けたときの感慨はひとしお。口に広がる“新蕎麦”の香りやコシは格別だった。

「いつの間にか寒くなり、気付かぬうちに街路樹が葉を落とし、何となくコートを着ている。」そんな季節感が曖昧な都会暮らしを何年も続けてきた自分にとって、四季の変化をはっきりと感じるのは特別なこと。冬を迎えた今、白く雪化粧した八ヶ岳連峰を眺めているだけで、心が幸福感で満たされる。

冬の楽しみ、現在進行中

別荘には、敢えてテレビを置いていない。森の夜が想像以上に楽しく、テレビが無くてもまったく退屈しないのだ。

庭に出て夜空を見上げると、そこには溢れんばかりの星々が瞬き、時が経つのも忘れて見とれていると、時折、流れ星が横切る。ホーホーと森の奥から聴こえてくるフクロウの声、ガサガサッとリスなどの小動物が動く音…。森の住人たちが次々とやってきて、思い思いに夜を過ごしている。森は、夜の訪れとともに昼間とまったく違う表情をみせてくれる。

そして長い冬の夜を楽しむために、思い切って憧れの薪ストーブを新調。大きな家具を置いていないリビングダイニングに合わせてコンパクトなストーブを選び、炉台周りにシンプルな鉄板を用いてローコストに収めた。素朴な山小屋のようでとても気に入っている。

初めてだと火を入れるのが難しいといわれるが、薪ストーブ店のスタッフから教わったとおりに焚き付け材と薪を入れて着火してみると、火室内に気流が舞い、薪から炎が上がりはじめた。

シーンと静まりかえった部屋で、パチパチと薪がはぜる音を聴き揺らめく炎を眺めていると、不思議なほど気持ちがほぐれ、心の底から落ち着ける。

しかも、サツマイモとジャガイモをホイルに包んで火室に入れれば、ホクホクで甘みたっぷりの焼き芋が出来上がる。

師走に入り仕事が忙しいのに、“薪で火を焚く”ただそれだけのことがとても楽しくて、毎週末、何とか都合をつけて蓼科へ通っている。

今まで「忙しいから」と楽しみを後回しにしてきたが、その気になれば時間をつくることができるのだ。“森の我が家”は、仕事一辺倒の人生を変えるきっかけになった。

そして先日、雪原を縦横無尽に散策できる“スノーシュー”も手に入れた。今シーズン、白い蓼科を謳歌するための準備を着々と進めている。

WEBマガジン「イマドキ別荘ライフ」は、50代半ばの中堅サラリーマン(男性)が、中古別荘を購入し、等身大の森の暮らしを楽しんでいく、限りなく現実に近いフィクションです。

別荘生活に関する記事

別荘生活をご検討の方の参考となる、リゾートライフの魅力を伝えるコラム記事のご紹介。

しらかば平

美しい自然の中で快適な別荘生活

1973年(昭和48年)に別荘地の第一期分譲を開始した歴史のある街区です。別荘地の入口に位置し、自然散策が楽しめる竜神池公園やテニスコート、「レストラン竜神亭」などが点在。車で10分程度の距離に、市営尖石温泉「縄文の湯」やコンビニエンスストア、スーパー「JAピアみどり」など の利便施設が整っています。
暮らしやすい平坦地が多く標高も1,100m前後であることから、別荘地の中で最も定住者が多い街区です。

しらかば平(1工区) DATA(2022.4現在)
  • 標高/約1,085m~1,150m
  • 区画数/約340
  • マンション/14戸
  • 建築率/約83%
  • 定住率/約24%
  • 権利形態/所有権、借地権

あかしや平

1,000㎡以内の区画中心、平坦で過ごしやすい別荘地

「しらかば平」同様、標高1,100mほどの平坦な地勢の土地が広がる暮らしやすい街区です。敷地面積が1,000㎡以内の区画が中心で、コンパクトで手入れの行き届いたお庭をつくってみたい方にお奨めです。道路高低差の少ない区画も多く、クルマを建物の近くに寄せることができます。
「八ヶ岳エコーライン」に近く、沿道に点在するパン工房やレストラン、野菜直売所などへ気軽に行ける便利な立地で、中央自動車道「諏訪南I.C」からのアクセスも良好です。

あかしや平(2工区) DATA(2022.4現在)
  • 標高/約1,070m~1,110m
  • 区画数/約270
  • 建築率/約73%
  • 定住率/約21%
  • 権利形態/所有権

きすげ平

中央地で充実な別荘生活

別荘地の中心エリアに位置し、「三井の森蓼科ゴルフ倶楽部」、「名店街」、「ペンション街」、「蓼科 管理センター」などの利便施設が充実した街区です。メインストリート沿いの平坦で陽当たりの良いエリアをはじめ、成熟した街並が整う鳴岩川に面したエリアが広がっています。
名店街で開かれる“朝市収穫祭“やゴルフ場で開催される“納涼花火大会”など、夏の恒例イベントも街区内で開催されます。

きすげ平(3工区) DATA(2022.4現在)
  • 標高/約1,125m~1,300m
  • 区画数/約220
  • 建築率/約85%
  • 定住率/約12%
  • 権利形態/所有権、借地権

からまつ平

多彩な景観と自然を感じる別荘生活

八ヶ岳連峰に向かって伸びる別荘地のメインストリート北側に広がる利便性の高い街区です。街区内の標高差は60m程度と別荘地内で最も少なく、陽当たりに恵まれた平坦な区画が中心です。また、暮らしやすいことから、年間を通してお住まいのオーナーも増えています。
八ヶ岳連峰や蓼科山、中央アルプスを望む開放的なエリアや、成熟した森に山荘がしっとりと佇むエリアなど多彩な表情を見せる景観も魅力です。

からまつ平(4工区) DATA(2022.4現在)
  • 標高/約1,140m~1,200m
  • 区画数/約110
  • 建築率/約77%
  • 定住率/約32%
  • 権利形態/所有権

あかまつ平

静寂と歴史を感じる景観

メインストリートに面した街区とは異なり、通り抜け車両の少ない静寂な街区です。
昭和50年代に分譲が開始された歴史のある街並は、自然石を配した重厚感のある道路沿いの区画や、四季の彩りが美しい落葉広葉樹が広がる区画など、数十年の時が刻まれた成熟した景観が広がっています。

あかまつ平(5工区) DATA(2022.4現在)
  • 標高/約1,140m~1,230m
  • 区画数/約290
  • 建築率/約81%
  • 定住率/約13%
  • 権利形態/所有権

つつじヶ丘

爽やかな空気に包まれる標高

「蓼科管理センター」から八ヶ岳連峰へ向かって、登り坂を直進した先に広がる街区です。北側に一級河川の「角名川」、南側には「鳴岩川」が流れる稜線の高台に位置しており、静寂な林間と開放的な山岳眺望など多彩な魅力を併せて持っています。
標高1,300mオーバーの街区内は、からっと乾いた爽やかな空気に包まれ、真夏の涼しさは格別です。

つつじヶ丘(6工区) DATA(2022.4現在)
  • 標高/約1,140m~1,230m
  • 区画数/約290
  • 建築率/約81%
  • 定住率/約13%
  • 権利形態/所有権

りんどうが丘

個性的な山荘とマウンテンビュー

眼前に八ヶ岳連峰の頂が迫り、雲海の向こうに南アルプスや中央アルプスを望む別荘地屈指のマウンテンビューが愉しめる街区です。また、全区画1,200㎡(約363坪)以上の敷地面積を確保し、個性的でゆとりのある山荘が建ち並んでいます。
街区西側には、「フォレストカントリークラブ三井の森」に隣接する低層マンション・フォレストヴィラ「ヒルズ」3棟が建ち並んでいます。

りんどうが丘(7工区) DATA(2022.4現在)
  • 標高/約1,490m~1,540m
  • 区画数/約50
  • マンション/28戸
  • 建築率/約94%
  • 定住率/約5%
  • 権利形態/借地権

いずみ平

風景画のような景観と清涼感

石畳のエントランスの先にはプライベート性の高い街並みが広がり、新緑や紅葉の季節を迎えると風景画のような景色が愉しめます。八ヶ岳の雪解け水を源とするせせらぎが街区内の随所に流れ、景観に溶け込むような滝や池が清涼感を演出しています。
また、街区独自の管理センターを設置し、きめ細やかな管理サービスを提供しています。

いずみ平(10工区) DATA(2022.4現在)
  • 標高/約1,240m~1,310m
  • 区画数/約310
  • 建築率/約72%
  • 定住率/約18%
  • 権利形態/所有権
FAQ よくあるご質問 お客様からよく寄せられる質問と回答を以下のページに掲載しております。ぜひご参照ください。 よくあるご質問arrow_forward 借地権ついてのご案内 こちらから
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三井の森
蓼科販売センター
営業時間:9:00〜17:00 
定休日:毎週火曜・水曜

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