軽井沢、きらめきサイクリング 美術館めぐり
軽井沢の観光スポット巡りなら、断然、自転車がおすすめ。
徒歩では厳しい道程も楽々移動でき、わずらわしい渋滞も回避、自転車専用のコースが整備されている場所もあるので走りやすさも抜群。
そしてなにより、軽井沢の豊かな自然、静けさ、賑わい、歴史…、色んなものを自分の足でたどれる大きな喜びがあります。ペダルを踏んで、軽井沢をおもいきり駆け抜けてみませんか。
レンタサイクル
軽井沢駅周辺だけでも10以上のレンタサイクル店が存在しているのは、それだけ需要があるという証拠。あの「二人乗り自転車」は、軽井沢の代名詞のようなもの。友だち同士、恋人同士でぜひチャレンジしてみてください。協力し合いペダルをこぐ楽しさ、同じ景色に包まれる一体感を味わえば、二人の愛や友情はグッと深まるはず。恥ずかしがらなくても大丈夫。意外と乗ってる人は多いです。
さて、今回お世話になったのは軽井沢駅北口から歩いて2分、子ども用から大人の電動アシスト、二人乗り自転車まで各種そろったレンタサイクル店「市村輪店」。大人用のギア付自転車をレンタルしました(料金は大人用1時間以内:400円/2時間以内700円/当日中:1000円)。店のおじさんにサドルの高さ調節をしてもらい、サイクリングマップをもらって、いざ出発!



「旧軽井沢周辺コース」
今回は旧軽井沢エリアで観光スポットや自然を満喫できるコースをチョイス。坂道も少なく、サイクリング道路に案内標識が設置されているから初心者でも安心です。
新緑の優しい黄緑色と澄んだ空気に包まれ、林を抜け、小川に添い別荘を横目に、喧騒も混雑もない軽井沢本来の美しさを、目で、耳で、肌で直に感じられるサイクリングは、最高に気持ちがいいことを改めて実感しました。
「なぜ軽井沢が高級リゾート地になったのか…」「なぜ軽井沢が別荘地として愛されてきたのか…」分かる気がするな〜などとしみじみ感じながら、最初に目指したのは「雲場池」。
ここは鹿島の森からわき出す「御膳水」をせき止めて作られた池で、「スワンレイク」の愛称で親しまれています。カモが悠々と泳ぎ、木々がキラキラと湖面に反射する美しい雲場池を眺めながら大きく深呼吸。癒されます。
次の目的地、「旧三笠ホテル」までのコースは、アップダウンも少なく、車もほとんど通らない林道を爽快に走り抜けます。
雲場池から約20分で「旧三笠ホテル」に到着。ここは、設計、施工が日本人の手による明治後期の純西洋風の木造ホテルで、国の重要文化財にも指定された観光名所。文化人財界人が多く宿泊したことから「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれていたそう。当時の最先端、最高級の設備が整えられていたホテル…。いかにも、軽井沢的ですね。
そこからほどなく「旧軽銀座通り」へ。すると世界は一変! 人、人、人、店、店、店…。これもまた軽井沢らしい風景です。歩く人を縫うように通り抜ける爽快感もまた、サイクリングの魅力。気になるお店を気軽にチェックできるのもGood!
旧軽銀座通りから向かったのは「軽井沢万平ホテル」。ほんの数分自転車を走らせただけで、厳粛さ漂う空気へとガラッと様変わり。
「軽井沢万平ホテル」は、軽井沢の自然、歴史とともに歩んできた、日本を代表するクラシックホテル。江戸時代後期、佐藤万右衛門が万平ホテルの前身となる旅籠「亀屋」を旧軽井沢銀座(現在の軽井沢郵便局付近)に開業したのが始まりと言われ、避暑のために滞在していたジョン・レノンとオノ・ヨーコがホテル1階のカフェテラスでロイヤルミルクティーを注文したところ当時のメニューにはなく、ジョン自身が作り方を直伝したという逸話も残されています。
そして最後の目的地は「矢ケ崎公園」です。「軽井沢大賀ホール」に隣接し、広さは約4万6000平方メートル。中心にある池には160メートルの木造陸橋が架かり、橋からは浅間山と離山を同時に眺めることができます。クリスマスにはイルミネーションが彩られ、水面に光が反射してさらにロマンチックに。
約2時間のコースをサイクリングした感想は「軽井沢の魅力を知るならサイクリングに勝るものなし」。場所ごとに空気や表情までがらりと変わってしまう軽井沢の魅力を再発見。新緑の軽井沢を駆け抜ける爽快サイクリングで、明日からのパワーをしっかりチャージしました。















