軽井沢が一年で一番輝くシーズン。夏の緑に誘われ、「離山」へハイキングに行ってきました。
軽井沢と中軽井沢の間に位置するのが標高1256mの離山。テーブルのようになだらかな形をしていることから、別名『テーブルマウンテン』と呼ばれ、浅間山の吹き出物とも言わる小さな山です。
「すぐに登れちゃう気軽な登山」というイメージで、離山ハイキングレポート開始!
まず、登山口周辺は別荘地なので車を停めることはできません。離山に最も近い駐車場が軽井沢の3大名所の一つにもなっている「雲場池」の駐車場。ここに停めて、ハイキングスタートです。
(9:30)
この日は天気も良好。鳥のさえずりに、きらめくような緑、清々しい風、五感のすべてが研ぎ澄まされてゆくような心地よさに包まれる感動…、これこそが軽井沢の魅力なのでしょう。



曲がり角には「登山道入り口」の表示があるので迷う心配はありません。歩きだして約20分ほどで「登山者記帳場」に着きました。しっかりとノートに自分の名前を記帳。実は初記帳です。離山が初登山ですから。道はきれいに整備されているので初心者でも安心。予想通り、登山というよりはハイキング感覚で楽しめます。いくつもの別荘を横目に、緩やかな傾斜の林道を進みます。

「頂上まで1000m」「頂上まで900m」と、わりと小刻みに案内が続くのでそれが1つの励みにもなり、しかし頂上までの距離がどんどん減っていくにつれ「もう着いちゃうの〜?」という物足りなさも…。
景色は最高、コースは緩やか。つまりは楽チンなのですが、どうしても怖いものが1つ。クマです。登山道入り口に立っていた看板『ツキノワグマ情報』がしっかり頭に焼き付いて離れないのです。「山頂周辺でクマ出没」。怖いです、クマが。クマは基本的には臆病な動物ですから、おしゃべりしながら歩いたり、クマ鈴鳴らしたりしながら歩きましょう。もし会ってしまったら「さわがず、走らず、あとずさり」するのがよいそうです。
さて、最初の分岐点(10:10)。ここで案内図を見ながら左右どちらに進むか確認し、景色の良さそうな左のルートに進んむことにしました。水分補給をしてプチインターバル。ここまではまだ疲れるほどではありません。階段がややきつめですが、周りの景色を楽しむ余裕もあります。白樺の木やレンゲツツジがきれいです。
間もなく「展望台」に到着(10:20)。望遠鏡をのぞきこむと軽井沢の駅やプリンスショッピングプラザ、スキー場などが良く見えました。富士山…はちょっと無理でした。スタートから50分。ほど良い疲れを感じますが、約10分の休憩で復活。気持ちが爽やかだと疲れを感じないのでしょうか。癒やし効果の方が上回るのかもしれません。

次の分岐点は右のルートをチョイス。ひぐらしの鳴き声かな? 虫の声が騒がしくなりました。見上げると新緑から降り注ぐ木漏れ日がキラキラときれいです。
「頂上まで400m」テンションが上がります。「頂上まで300m」もうすぐ。スタートから1時間10分。ついに頂上です(10:40)。中軽井沢駅周辺や南軽井沢、佐久方面が一望できます。天気の良い日は山頂から浅間山をはじめ富士山までも見る事ができるのですが、この日は浅間山にも少し雲がかかっていて、遠くの富士山も残念ながら見ることはできませんでした。


夏の軽井沢離山ハイキング。美しい景色、爽やかな空気、そしてたっぷりのマイナスイオンで心身ともにリフレッシュできました。小学生でも登れるコースなのでファミリーにもおすすめです。季節ごとに表情を変える軽井沢の魅力を感じながら、ゆっくりと楽しんでみてはいかがですか。
(文・宮沢三和)













