歴史的な建物でお洒落なカフェごはん「カフェビストロ ミヌレ」
昨年末になりますが、ずっと気になっていた諏訪市のお店に
お邪魔することができました。
上諏訪駅にほど近い、「カフェビストロ ミヌレ」さんです。

だがしかし、夜にお伺いしたのでデジカメの明度が限界・・・
2023年の「三井の森だより春号」で上諏訪駅周辺の街歩きを特集した際にその素敵な外観が掲載されていますので、お手元にお持ちの方はぜひ振り返ってご覧ください。
上諏訪駅付近の商店街には、「看板建築」という大正末期~昭和初期に見られる店舗兼住宅の様式の建物が点在していますが、こちらは国の登録有形文化財に指定されている貴重な建物です。
特徴的なアーチにレトロな書体の屋号、西洋建築風の意匠が堂々としたファサード。
遥か昔の学生時代から、格好いい建物だなあ・・と眺めていましたが昨年の春に店舗の一部がリノベーションされ、カフェとしてオープンしたと聞いてずっとお伺いしたいと思っていたお店です。


店内もシックで落ち着いたヴィンテージ感のあるインテリアです。
入口の窓のアーチと室内のアール壁がクラシックな洋館風の雰囲気で素敵でした。
メニューは時期によって変わるとのことで、まずおすすめの前菜の盛り合わせをいただきました。

※写真は2人前です。
色鮮やかなキャロットラペや紫キャベツのマリネ、甘酸っぱい風味が癖になるかぼちゃのアグロドルチェ、野菜の旨味が利いたカポナータなど目にも楽しい前菜が何種類も盛られていて、これだけでずっと飲めそうです。
個人的には、海藻を混ぜ込んだピザ生地を揚げたゼッポリーニというおつまみの磯の香りと塩気の絶妙なバランスと不思議な食感が好きでした。
その他にも、彩りのよい野菜に少しワイルドな感じの自家製ツナが印象的なニース風サラダや、

さつまいもの自然な甘みと上にふんだんにかけられたチーズの塩気がよく合い手が止まらなくなるさつまいもとニョッキのフライ、

クリーミーなマッシュポテトがガツンと食べ応えのあるお肉をマイルドに支える牛ハラミのローストなど、

美味しくておしゃれなカフェメニューをたくさんいただきました。
お料理の中で自然に粉ものや根菜類をとり、お腹がいっぱいになってきます。
(脇に写っていますが、パンもいただきました。それは満腹になることだろう。
オリーブオイルと塩でいただくタイプで美味しかったです)
しかし、お腹と相談の末、デザートまで行くことにしました。
全てが美味しく、食欲が止まりません。これから冬眠するのだろうか。


こちらはバスクチーズケーキ、同行の先輩はティラミスをオーダーしました。
ラテアートがさりげなく異なる柄で、つい並べてしまいます。

カフェラテの泡まで完食し、すっかりお腹がいっぱいになりました。
夕食やお酒をゆっくりいただける少し遅めの時間まで開いているのも嬉しいポイントです。
また、ランチ営業もされているとのことなので、昼間の時間にもお伺いしてみたいです。
今日も、ごちそうさまでした。
★カフェビストロ ミヌレ★
諏訪市諏訪1丁目5-20