春にはまだ早い
ここ1週間ほど、真冬とは思えないくらい寒さが緩み、
薄手のコートで出歩くことができたり、場所によっては夜なのに雨が降ったりと
少しうす気味悪いほどの穏やかな気候が続いています。

15日には今季の諏訪湖に御神渡りが出現しなかった「明けの海」が宣言されました。
このまま春に向かうのかと思っていたら、来週の天気予報は
軒並み最低気温がマイナス10℃前後と再び厳しい寒さに見舞われそうです。
事務所の窓のガラスと網戸の間にイトトンボが入り込み、陽だまりでのんきに過ごしているのですが、
来週大丈夫なのか今から心配です。


先週、14日頃には八ヶ岳方面の山が真っ白に冠雪している様子が見られました。
この時期の蓼科は青が深い、いわゆる「八ヶ岳ブルー」の空に白い山々が映え、
とても美しい風景です。
ただ、その雪もこの暖かさで日ごとに解けているようで、
今朝、雲の間から見る山はそれほど白さを感じませんでした。


というか正直なところ、雲が厚すぎてもはや山容自体があまり感じられません。
ちなみに左が蓼科山・北横岳方向、右が八ヶ岳の阿弥陀岳辺りの方向です(多分)。
今朝の管理センター周辺は、うっすら積もった雪が朝に解けたような路面でしたが、
日陰を中心に雪の残るところもありました。


気温が下がると解けた雪の凍結や霜などで路面が滑りやすくなるほか、
山沿いの地域のため、広域の天気予報にない急な降雪の可能性もあります。
ご来荘の際には冬の装備のうえ、走行にはご注意ください。