レトロでモダンな蔵カフェ「ギャラリーカフェ そよ風」
観光地で働いていると、近隣の飲食店について調べたり、人に勧められたりすることがしばしばありますが、最近、複数の人に勧められたのが「ギャラリーカフェ そよ風」さんです。
地区で言うと、塩之目のあたり。別荘地からそう遠くない場所ですが、大きな通りから少し住宅街の中に入ったところにあり、隠れ家感のあるカフェです。
目印のあまりない細い道を、ナビを頼りに探検気分で進んで行くと不意に立派な蔵の建物が見えてきます。


築100年ほどの土蔵を改築してカフェにされたそうで、古いお蔵の雰囲気と、モダンな意匠、やわらかな配色がとてもお洒落に調和した素敵な建物です。

わずかに湾曲した太い梁が印象的です。
自然の木を活かして造られた建物なのだなあ、と100年の年月に思いを巡らせたりします。

店内も、蔵の雰囲気を残したナチュラルで落ち着いた空間です。
ワインの試飲会やキャンドルづくり、コンサートや周辺のサイクリングなどイベントもしばしば行われるそうで、入口にバイクが見えるのが少しアクティブな感じです。


お邪魔したのがお昼時だったので、窓際の席でお食事をいただきました。

「そよ風カレー」です。
玉ねぎやトマトなどの味わいが効いていて、菜園風に盛られた野菜の感じも楽しい、辛くないカレーです。
添えられたミニサラダは色の違うトマトの彩りが鮮やかで酸味のある野菜のドレッシングが美味しかったです。

同行の同僚は「骨付きチキンカレー」をオーダーしていました。
チキンがとても柔らかく、スプーンできれいに骨から外せる!
と感嘆していました。
こちらは後味にピリッと辛味のあるカレーだそうです。
ごはんが雑穀米なのも、なんとなく体が整ったような気持ちになる嬉しいポイントでした。
ちなみに、ここまでカレーを前面に推しましたが(まさかの2人ともカレー)、この9月でお店がオープンから5周年を迎えるにあたりメニューのリニューアルを行い、カレーはなくなってしまう予定だそうなので、食べてみたい方はお早めのご来店をお勧めします。

食後にそば粉のワッフルを追加しようとして、ケーキと迷ってしまい、無理をお願いして盛り合わせにしていただきました。
豪勢なデザートにテンションが上がります。
ワッフルは表面がサクッと香ばしく、中がもっちりとした楽しい食感です。
ふわりとそばの香りがするのが少し大人の味でした。

いちごのムースケーキと一緒にカフェオレをいただきましたがこのカップのセットもオーナーが作られたそうです。
白樺のような肌や持ち手の感じが素敵ですね。
できればここでこのまま本など読みながら、お茶を飲んで過ごしたい・・・
(実際には、午後も仕事です)
今日も、ごちそうさまでした。
★ギャラリーカフェ そよ風★
長野県茅野市豊平5932-5
TEL.0266-75-2987