軽井沢通信

冬も軽井沢で楽しもう 〜年末年始イベント情報〜

軽井沢の澄んだ空気にも負けない、まさにガラスの家。

恵みシャレー軽井沢のイルミネーション

軽井沢は冬もイベントが盛りだくさんです。広いエリアでさまざまなイベントが行われる「軽井沢・冬ものがたり」は、イルミネーションが美しい「WHITE CHRISTMAS IN 軽井沢」と2月に行われる「VALENTINE IN 軽井沢」の二つのテーマがあります。
今でこそ冬の軽井沢と言えばイルミネーションという印象がありますが、その始まりは、さびしくなりがちな冬の軽井沢で、訪れた人を少しでも温かく迎えたいという有志が行った小さな飾りつけでした。その思いに共感した人たちが集まってイルミネーションは年々増えていきました。そうして広がった「WHITE CHRISTMAS IN 軽井沢」も16年目を迎えます。
今年も「恵みシャレー軽井沢」のシンギング・クリスマスツリー(12月23日〜25日)や、矢ケ崎公園や旧軽井沢ロータリーのイルミネーション、など見どころがいっぱいです。また、2月の「VALENTINE IN 軽井沢」では花火大会やラブツリー展示、教会でのイベントなどが予定されています。

※イベントの会場・日程・時間など、詳しい内容は「軽井沢・冬ものがたり」の公式サイトでご確認ください。

中軽井沢の星野エリアでは12月25日まで「クリスマスタウン軽井沢」を開催中です。信州や軽井沢にこだわりを持つ14のショップが並ぶハルニレ テラスでは「光の街」、軽井沢高原協会は「光の森」、ホテルブレストンコートは「光のパレス」をテーマに、それぞれ独自のイルミネーションやランタンで美しく彩られます。クリスマスならではの音楽礼拝やコンサート、クリスマスディナーも企画されています。また、年始には星野温泉とんぼの湯で、初湯(1月1日0:00〜2:00・最終受付1:00)、餅つき(1月1日〜3日15:00〜・なくなり次第終了)などが行われます。カフェ・ハングリースポットも1月1日0:00から2:00まで営業しています。



※イベントの日程・時間など詳しい内容は星野エリアの公式サイトでご確認ください。
  • 光のカーテン

    軽井沢高原教会では約2万個の電球による「光のカーテン」がきらめきます。12月25日(土)まで日没から点灯。

  • 光のパレス

    ホテルブレストンコートのテーマは「光のパレス」。

  • 光の街

    ハルニレ テラスはツリーや軒下のライトで文字通り
    「光の街」になります。

カフェで野鳥と戯れる 〜Ray coffee house〜

楽しいイベントで盛り上がった翌日は、ゆったりと過ごすのもよいですね。森の中の静かな場所で、おいしいコーヒーを飲みながら、好きな本をゆっくりと読む─。そんな軽井沢ならでは楽しみ方を実現できるのが、ロイヤルプリンス通りにある「Ray coffee house」です。



オーナーの牛田健さんは、2年余り前に横浜から軽井沢に移り住み「Ray coffee house」を開店しました。「自然環境の良さに加えて、歴史に育まれた文化のある軽井沢に惹かれて移住しました」と牛田さんは言います。



店内は、スタイリッシュな中にも木のぬくもりが感じられます。カウンターは小海町の家屋で梁として使われていた木材。テーブルの天板も一枚板です。日々の生活を忘れてしまいそうな心地よい空間で、本を読んで過ごしたり、庭の景色をスケッチをしたりする人もいるそうです。



特長でもある大きな窓はあえて西向き。「木立に差し込む光を楽しむなら西向きがいい、と建築士さんにアドバイスしてもらいました」とのこと。なるほど、南から差す光と木々の影のコントラストを楽しむことができますね。店名の「Ray」はそんな光を意味しています。



  • 石垣で作られたエントランス

    石垣で作られたエントランスが非日常空間へと誘います。

  • カウンター席

    庭の木々や鳥たちとの一体感が味わえるカウンター席がおすすめです。

  • 薪ストーブ

    薪ストーブの柔らかな温かさが店内を包み込んでいます。

  • 丁寧にドリップされた芳醇なコーヒ

    一杯ずつ丁寧にドリップされた芳醇なコーヒーの味わいが、時間をさらに豊かにしてくれます。


窓から見える広い庭には餌台が置かれ、ヤマガラやシジュウカラなど、たくさんの小鳥がやってきます。餌をついばむその姿を眺めているだけでも、時間を忘れてしまいそう。「冬は鳥の種類も増えて、にぎやかになります」(牛田さん)。テーブル席ではなく、窓に向かうカウンター席が一等席というのもうなづけます。冬季は休業するお店も多いなか、牛田さんは「別荘に定住しておられる方や地元の方々に利用していただきたいと思い、通年営業しています」と言います。薪ストーブの暖かさに包まれて、鳥と戯れ、好きな本を読む。冬の軽井沢の良さを堪能できるカフェです。


  • ピーナッツのリース

    ピーナッツのリースは鳥たちのごちそう。

  • シジュウカラ

    庭の餌台にやってきたシジュウカラ。

  • ヤマガラ

    ヤマガラは窓のすぐそばまでやってくる。



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オーナーの牛田健さん

軽井沢は四季がとても美しい。夏は冷房がいらないほど清々しい風を感じられますし、冬の凛とした神秘的な空気も好きです。

オーナーの牛田健さん
【Ray Coffee House】
住所:軽井沢町大字長倉2141-431
営業時間:11:00〜18:00
定休日:木曜日(11〜1月は木・金が休み。
2010年12月27日〜2011年1月7日、
2月1日〜3月4日は休業。冬季は臨時休業あり)
電話番号:0267-31-5031 
URL:http://www6.plala.or.jp/raycoffeehouse/