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八ヶ岳山麓で別荘文化を育んできた成熟の別荘地「蓼科高原三井の森」。物件探しは三井の森へ。

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フォトストーリー Vol.7

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Vol.7 爽の極み、“横谷峡”滝巡り。

この夏、全国各地で猛暑日を記録しているが、
八ヶ岳西山麓に広がる『蓼科高原三井の森』は、蒸し暑さとはまったく無縁。
森に包まれた別荘地内に居るだけでも涼しく快適に過ごせるが、
高濃度のマイナスイオンを放つ渓流沿いの爽やかさはまさに異次元。
爽快感極まる横谷峡の夏景色をお届けします。

 太平洋岸の各都市に比べ、気温はもちろん湿度も低い蓼科高原は、むせ返るような暑さの都心では想像さえできない爽快な夏を過ごすことができる。真夏の『蓼科高原三井の森』では、多くの別荘オーナーが滞在し、森の小径や竜神池湖畔の散歩を楽しむ涼しげな姿がよく見られる。

 横谷峡は、森と滝の清涼感が味わえるエリアとして人気が高く、別荘地から足を延ばしてプチトレッキングを楽しむ別荘オーナーも多い。
 『蓼科高原三井の森』入口から約10km。八ヶ岳上空にもくもくと立ち上る積乱雲を眺めながら田園地帯を車で走り、メルヘン街道(国道299号)を東上。横谷峡入口の駐車場にクルマを停め、道標に従って歩いていくと横谷峡の一番下流側にある『乙女滝』の入口がある。

 車道から『乙女滝』へ向かう階段を下りて行くと、足を進める度に滝の轟音が迫ってくる。樹々の合間に拡散する豪快な白い水しぶき!辺り一帯が天然のミストシャワーに包まれている。マイナスイオン値はなんと20,000!胸一杯に深呼吸すると身体の奥深くまで染み渡るようで、実に気持ちがいい。
 この『乙女滝』は、落下地点のすぐ間近まで近寄ることができるので桁違いの迫力。昔、乙女が滝に打たれて願を掛けたことから名付けられたと云われているが、まさに滝を頭に浴びているような感覚が味わえる。それにしても信州の乙女は、なんて肝が据わっているのだろう。

 この乙女滝から上流に向かって横谷峡遊歩道が整備されており、約4kmにわたるルート上に4つの滝が点在している。渓流沿いの森の中に延びる遊歩道は手入れが行き届き、とても歩きやすい。公園の散策路のようで、小さな子供連れやシニア夫婦も散歩を楽しんでいる。深い樹林に包まれているので、強い真夏の直射日光を受けることもない。
 やわらかな木洩れ陽の中を、清々しい渓流の音色を聴きながら進んでいくと、第二の滝『霧降の滝』の前に出る。滝壺の幅が約10mとワイドな滝で、水しぶきが霧のように舞うことから霧降と名付けられたという。

 『霧降の滝』を過ぎると山深さはさらに増し、大岩の祠、龍神の巨石、鷲岩、屏風岩など、巨石・奇岩が次々と現れ、様々な表情を見せてくれる。清流が育むマイナスイオンに充ちた森の中をしばらく歩いていくと通行止め区間があり、横谷温泉旅館の敷地内を迂回。横谷温泉旅館の先は勾配がきつくなっており、木の階段が埋め込まれた道を上りきると、間もなく『王滝展望台』。幅の狭い山肌にへばり付いているような道を進むと、深い森に包まれた『王滝』を見晴らす展望台に出る。『王滝』は、落差約40mにおよぶ二段に落ちる横谷峡最大の滝。巨大な岩肌を滑り落ちる姿は、その名の如く風格を感じさせる。

 展望台から『おしどり隠しの滝』へ向かう遊歩道は斜面を縫うように延びる山道で、森の深さも一気に増す。本格的なトレッキングコースで、遊歩道と呼んでいいのか悩むところだ。   
 大自然の懐深く、甘い緑の香りに包まれた樹林帯を歩くこと30分。岩を叩く渓流の音色が高まり、『おしどり隠しの滝』のすぐ脇に出た。この滝は横谷渓谷にある四滝の中で最上流に位置する滝。幾重にも滝が重なる渓流瀑で、様々な角度から多彩な流れが楽しめ見応えがある。

 『おしどり隠しの滝』の傍らには、山間の一軒宿『明治温泉旅館』があり、滝を一望できる露天風呂もある。日帰り入浴できるので滝巡りでほどよく疲労した身体を癒やすのにもってこいだ。轟音と共に水しぶきを上げながら下る滝の絶景を眺めながらつかる温泉は、言葉にできぬほどの気持ち良さ。温泉浴、森林浴、マイナスイオン浴を同時に味わえるとは、なんて贅沢なのだろう。
 そしてこの『明治温泉旅館』は、奥蓼科随一の景勝スポット『御射鹿池』に一番近い宿。石仏の観音像が点在する湯みち街道を下っていくと、深い森に包まれた『御射鹿池』が左手に見えてくる。

 『御射鹿池』は、東山魁夷画伯の作品“緑響く”のモチーフになった池で、近年では液晶テレビのCMに登場したことで話題になり、多くの観光客が訪れるようになった。透明度がとても高く、湖畔の森を映し出す水面は鏡のよう。したたるような深緑をたたえた神秘的な情景が広がっている。

 高濃度のマイナスイオンを放つ渓流や4つの滝、清涼感あふれる森の小径、山間の秘湯、神秘の湖…。横谷峡を巡る散策ルートは、蓼科の自然美が凝縮された景勝地。
 『蓼科高原三井の森』から10kmほどの横谷峡入口から往復4時間程度なので、朝別荘を出て昼すぎには帰って来られる場所だが、得られる感動はとても大きい。
 まだまだ残暑が続く初秋、極上の“爽”を求めて横谷峡へ出向く機会は増えそうだ。そして錦繍に染まる深秋の横谷峡も、今から楽しみでならない。


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